神聖なコーラン
SURA 60-66

SURA 60.試問される女章 〔アル・ムンタヒナ〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.あなたがた信仰する者よ,われの敵であり,またあなたがたの敵である者を,友としてはなら ない。あなたがたに与えられた真理を拒否しているにも拘らず,密に好意を寄せるのか。かれら は,あなたがたの主,アッラーを信仰しているという理由で,使徒とあなたがたを追放したので ある。あなたがたは,われの喜びを願いながら,われのために聖戦に出かけていながら,(一方 で)かれらに好意を寄せるのか。われはあなたがたの隠すことも,現わすことも知っている。あ なたがたの中このようなことをする者は,本当に正しい道から迷い去った者である。 2.かれらはもしあなたがたの上手に立てば,あなたがたの敵となり,かれらの手と舌を悪意をも ってあなたがたに伸し,あなたがたが不信心になることを望んでいる。 3.復活の日においては,あなたがたの親族もまた子女も,あなたがたには役立たないであろう。 かれはあなたがたを裁決なされる。アッラーはあなたがたの行うことを御存知であられる。 4.イブラーヒームやかれと共にいた者たちのことで,あなたがたのため本当に良い模範がある。 かれらが自分の人びとに言った時を思い起せ。「本当にわたしたちは,あなたがたとあなたがた がアッラーを差し置いて崇拝するものとは,何の関りもない。あなたがたと絶縁する。わたした ちとあなたがたの間には,あなたがたがアッラーだけを信じるようになるまで,永遠の敵意と憎 悪があるばかりである。」イブラーヒームは父親だけにこう言った。「わたしはあなたのために ,御赦しを祈りましよう。だがわたしは,あなたのためになるどんな力もアッラーから頂けない でしょう。」(かれは祈った)。「主よ,わたしはあなたに御縋り申し,あなたにだけ悔悟しま す。わたしたちの行き着く所はあなたの御許ばかりです。 5.主よ,わたしたちを不信心者の試練に陥し入れないで下さい。主よ,わたしたちを御赦し下さ い。本当にあなたは,偉力ならびなく英明であられます。」 6.本当に,アッラーと最後の日に望・を託している者にとって,この(物語の)中には良い模範 がある。だがもし背き去る者があっても,本当にアッラーは,自足なされる御方讃美されるべき 御方であられる。 7.アッラーはあなたがたとあなたがたが(今)敵意を持つ者たちとの間に,あるいは友情を起さ せることもあろう。本当にアッラーは全能であられ,またアッラーは寛容にして慈悲深くあられ る。 8.アッラーは,宗教上のことであなたがたに戦いを仕掛けたり,またあなたがたを家から追放し なかった者たちに親切を尽し,公正に待遇することを禁じられない。本当にアッラーは公正な者 を御好・になられる。 9.アッラーは只次のような者を,あなたがたに禁じられる。宗教上のことであなたがたと戦いを 交えた者,またあなたがたを家から追放した者,あなたがたを追放するにあたり力を選した者た ちである。かれらに縁故を通じるのを(禁じられる)。誰でもかれらを親密な友とする者は不義 を行う者である。 10.あなたがた信仰する者よ,婦人の信者が,あなたがたの許に逃げて来た時は,かの女らを試 問しなさい。かの女らの信仰に就いては,アッラーがナもよく知っておられる。もしかの女らが 信者であることがあなたがたに分ったならば,不信心者の許に帰してはならない。かの女は,か れら(不信心者)には合法(の妻)ではなく,またかれら(不信心者)も,かの女らにとっては 合法(の夫)ではない。しかしかれら(不信心者)が(マハルとして)贈ったものは返してやれ 。あなたがたが,かの女らにマハルを与えるならば,かの女を娶っても,あなたがたに罪はない 。だが不信心な女との絆を,固持していてはならない。あなたが(マハルとして)贈ったものの 返還を(不信心者のかの女の夫から)求めてもよい。またかれら(不信者)が贈ったものについ ては,その返還の要求を(あなたがたに対して求めさせればよい)。これはアッラーの御裁であ る。かれはあなたがたの間を(公正に)裁決なされる。本当にアッラーは全知にして英明であら れる。 11.あなたがたの妻が,もしあなたがたの許を去り,不信心者の許に走るならば,先方(不信心 者の夫)に勝利を納めた暁には,妻に去られた者にその戦利品の中から,マハルとして贈ったも のと同額を与えなさい。あなたがたが信奉する,アッラーを畏れなさい。 12.預言者よ,あなたの許へ女の信者がやって来て,あなたに対しこう忠誠を誓うならば,「ア ッラーの外は何ものも同位に崇めません。盗・をしまん。姦通しません。子女を殺しません。ま た手や足の間で,捏造した嘘は申しません。また正しいことには,あなたに背きません。」(と 誓うならば)かの女たちの誓約を受け入れ,かの女たちのために罪を赦されるようアッラーに祈 れ。本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。 13.あなたがた信仰する者よ,アッラーの御怒りを被った者に,友情を持ってはならない。かれ らは,不信心者が墓場の(埋葬ず・の)仲間に就いて絶望しているのと同じように,来世に就い て絶望しているのである。

SURA 61.戦列章 〔アッ・サッフ〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.天にあり地にある凡ての有は,アッラーを讃える。本当にかれは偉力ならびなく英明であられ る。 2.信仰する者よ,あなたがたはどうして(自ら)行わないことを口にするのか。 3.あなたがたが行わないことを口にするのは,アッラーが最も憎まれるところである。 4.本当にアッラーの御好・になられる者は,堅田な建造物のように,戦列を組んでかれの道のた めに戦う者たちである。 5.ムーサーがかれの人びとに言った時を思い起せ。「人びとよ,どうしてあなたがたはわたしを 苦しめるのか。わたしが,あなたがたに(遣わされた)アッラーの使徒であることを,知ってい るではないか。」それでかれらが常規を踏・はずした時,アッラーはかれらの心を曲げられた。 本当にアッラーは,(アッラーの)掟に背く者を御導きになられない。 6.マルヤムの子イーサーが,こう言った時を思い起せ。「イスラエルの子孫たちよ,本当にわた しは,あなたがたに(遣わされた)アッラーの使徒で,わたしより以前に,(下されている)律 法を確証し,またわたしの後に来る使徒の吉報を与える。その名前は,アハマドである。」だが かれが明証をもって現れた時,かれらは,「これは明らかに魔術である。」と言った。 7.イスラームに招かれていながら,アッラーに就いて虚偽を捏造する者以上に悪を行う者があろ うか。アッラーは不義を行う民を御導きになられない。 8.かれらはアッラーの御光を,口先で消そうと望んでいる。だがアッラーは例え不信心者たちが 忌・嫌おうとも御自分の光(イスラーム)を現わした。 9.かれこそは,導きと真実の宗教を持たせて,御自分の使徒を遺わされた方で,例え多神教徒た ちが忌・嫌おうとも,それ(イスラーム)を凡ての宗教の上に高く掲げさせられる。 10.あなたがた信仰する者よ,われは痛苦の懲罰から救われる一つの取引を,あなたがたに示そ う。 11.それはあなたがたがアッラーとその使徒を信じ,あなたがたの財産と生命をもってアッラー の道に奮闘努力することである。もし分るならば,それはあなたがたのために最も善い。12.かれはあなたがたの様々な罪は赦して,川が(木々の)下を流れる楽園に入らせ,アドン( エデン)の楽園における美しい邸宅に住まわせる。それは至福の成就である。 13.またあなたがたが好む,外(の恩恵)を与えられる。アッラーの御助けと,速かな勝利であ る。だからこの吉報を信者たちに伝えなさい。 14.信仰する者よ,あなたがたはアッラーの助力者になれ。マルヤムの子イーサーが,その弟子 たちに次のように言った。「アッラーの(道の)ために,誰がわたしの助力者であるのか。」弟 子たちは(答えて),「わたしたちがアッラーの助力者です。」と言った。そのさいイスラエル の子孫たちの一団は信仰し,一団は背を向けた。それでわれは,信仰した者たちを助けて,かれ らの敵に立ち向かわせた。こうしてかれらは勝利者となったのである。

SURA 62.合同礼拝章 〔アル・ジュムア〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.天にあり地にある凡てのものは,アッラーを讃える。(かれは)至高の王者,神聖にして偉力 ならびなく英明であられる。 2.かれこそは文盲の者の間に,かれらの中から使徒を遺わし,印を読・聞かせてかれらを清め, 啓典と英知を教えられた方である。本当にかれらは,以前は明らかに邪道にあった。 3.まだ来ていない(預盲者以降の)人びとにも教えを授けられる。かれは偉力ならびなく英明で あられる。 4.これがアッラーの恩恵である。かれの御心に適う者にこれを与える。アッラーは偉大な恩恵の 主であられる。 5.律法(守護)の責任を負わされて,その後それを果たさない者を譬えれば,書物を運ぶロバの ようなものである。アッラーの印を嘘であるとする者も同様で,哀れむべきである。本当にアッ ラーは悪い行いの者を御導きになられない。 6.言ってやるがいい。「ユダヤ教を信奉する者よ,あなたがたがもし外の人びと以上に,アッラ ーの御気に入りであると言いはり,それがあくまでも真実であると確心するならば(天国に入れ るはずだから今すぐ)死を請い願いなさい。」 7.だがかれらは,その手で今まで犯した(行いの)ため,決して死を請い願わないであろう。本 当にアッラーは不義を行う者を熟知なされる。 8.言ってやるがいい。「あなたがたが逃れようとする死は,必ずあなたがたを襲うのである。そ れから幽玄界と現象界を知っておられる御方に送り返され,かれはあなたがたに自分の所業を告 げ知らせる。」 9.あなたがた信仰する者よ,合同礼拝の日の礼拝の呼びかけが唱えられたならば,アッラーを念 じることに急ぎ,商売から離れなさい。もしあなたがたが分っているならば,それがあなたがた のために最も善い。 10.礼拝が終ったならば,あなたがたは方々に散り,アッラーの恩恵を求めて,アッラーを讃え て多く唱念しなさい。必ずあなたがたは栄えるであろう。 11.しかしかれらは,うまい儲けや遊びごとを見かけると,(礼拝のために)立ち上っているあ なたを等閑にして,そちらに駆け出す始末。言ってやるがいい。「アッラーの御許(の恩恵)は ,遊戯や取引よりも優る。アッラーは,最善の給与者であられる」。

SURA 63.偽信者たち章 〔アル・ムナーフィクーン〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.偽信者たちがあなたの許にやって来ると,「わたしたちはあなたが,本当にアッラーの使徒で あることを証言する。」と言う。アッラーは,あなたが確かに使徒であることを知っておられる 。またアッラーは,偽信者たちが真に嘘言の徒であることを証言なされる。 2.かれらはその誓いを(悪行のための)隠れ場として,アッラーの道から(人びとを)妨げてい る。本当にかれらの行うことは,憎むべきである。 3.それは,かれらが一度信仰して,それから不信心になったためで,かれらの心は封じられ,そ のためかれらは理解しない。 4.あなたがかれらを見る時,かれらの(立派な)風体に感心するであろう。かれらが語れば,あ なたはその雄弁な言葉に魅せられる。だがかれらは,(何の知識もなく何を言っても分らない) 壁に寄りかかっているただの材木のようなものである。かれらはどの叫びも,自分たちのことを いっていると考えている。かれらは敵である。用心しなさい。アッラーよかれらを滅ぼして下さ い。何とかれらは(真理から)逸れたことよ。 5.かれらに向かって,「来なさい。アッラーの使徒が,あなたがたのために御赦しを祈るであろ う。」と言うと,あなたはかれらが顔を背けて,微慢に背を向けて去るのを見よう。 6.あなたがかれらのために御赦しを祈っても,また祈らなくても,かれらにとって同じである。 アッラーは,決してかれらを御赦しになられない。本当にアッラーは,(アッラーの)掟に背く 者を御導きになられない。 7.かれらはこう言うのである。「アッラーの使徒と一緒の者に,施しをしてはいけません。かれ らは結局解散されるのです。」本当に天と地の宝庫はアッラーの有である。だが,偽信者たちは それを理解しない。 8.かれらは,「わたしたちがアル・マディーナに帰れば,そこの高貴な者が卑しい者たちを必ず そこから追うでしょう。」と言う。凡そ栄誉は,アッラーと使徒,そしてその信者たちにある。 だが偽信者たちには,これが分らない。 9.信仰する者よ,あなたがたの富や子女にかまけて,アッラーを念じることを疎かにしてはなら ない。そうする者(アッラーを念わない者)は,自らを損う者である。10.死があなたがたを理う前に,われが与えたものから施しなさい。かれは,「主よ,何故あな たは暫くの間の猶予を与えられないのですか。そうすればわたしは喜捨〔サダカ〕をして,善い 行いの者になりますのに。」と言う。 11.定められた時がやって来た時,アッラーは誰にも猶予を与えられない。アッラーは,あなた がたの行うことに通暁なされる。

 SURA 64.騙し合い章 〔アッ・タガーブン〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.天にあり地にある凡てのものは,アッラーを讃える。大権はかれの有であり,讃美もまたかれ に属する。本当にかれは凡てのことに全能であられる。 2.かれこそは,あなたがたを創られた方である。だがあなたがたの或る者は不信心者でまた,或 る者は信者である。本当にアッラーは,あなたがたの行うことを御存知であられる。 3.(かれは)真理によって天と地を創造なされ,あなたがたを形作って美しい姿になされた。ま たかれの御許に帰り所はあるのである。 4.(かれは)天と地における凡てのものを知り,あなたがたの隠すものも,現わすものまでも知 っておられる。またアッラーは,胸の中に抱くことを熟知なされる。 5.昔の,信仰を拒否した者たちの消息が,あなたがたに達しなかったのか。かれらは悪行の結果 を味わい,また痛ましい懲罰を受けた。 6.それは使徒たちが,様々な明証をもってかれらのもとに来たのにも拘らず,「人間が,わたし たちを導けようか。」と言ったためである。それでかれらは信じょうとせず背き去った。だがア ッラーは,何も求められない。アッラーは,満ち足られる御方讃美されるべき御方であられる。 7.不信心な者は,甦りなどはないと主張する。言ってやるがいい。「そうではない。主に誓って いう。あなたがたは必ず甦るのである。それからあなたがたの行なったことが,必ず告げ知らさ れる。それはアッラーにおいては容易なことである。 8.だからアッラーとその使徒,そしてわれが下した光明を信じなさい。本当にアッラーはあなた がたの行ったことに通暁なされる。 9.かれがあなたがたを召集なされる集合の日は騙し合いの日である。誰でも,アッラーを信じて ,善行に動しんだ者からは,様々な邪悪,不運を払われ川が下を流れる楽園にかれらを入らせ, 永遠にその中に住まわせる。これは大いなる勝利(至福)である。 10.だが信仰を拒否して,わが印を虚偽であるとした者は業火の住人で,その中に永遠に住む。 何と悪い帰り所であることよ。 11.どんな災厄も,アッラーの御許しなく起きることはない。誰でもアッラーを信仰する者は, その心を導かれよう。本当にアッラーは,凡てのことに通暁なされる。12.それでアッラーに従え。また使徒に従え。仮令あなたがたが背き去っても,わが使徒の務め は,只明確に(啓示を)宣べ伝えることである。 13.アッラー,かれの外に神はないのである。それで信者はアッラーに全幅の信頼を寄せなさい 。 14.信仰する者よ,あなたがたの妻や子女の中にも,あなたがたに対する敵がいる。だからかれ らに用心しなさい。だがもしあなたがたがかれらを赦し,大目に・,かばうならば(それもよい )。本当にアッラーは,度々御赦し下される御方,慈悲深い御方であられる。 15.あなたがたの富や子女は,一つの試・に過ぎない。アッラー,かれの御許に(だけ)偉大な 報奨はある。 16.だから心を尽してアッラーを畏れ,聞きそして従い,また(施しのために)使え,あなたが た自身のスめに善いであろう。また自分の貪欲に用心する者,かれらは繁栄を成就する者である 。 17.あなたがたがもしアッラーに善い選付をするならば,かれはあなたがたのためにそれを倍加 なされ,あなたがたを御赦し下されよう。本当にアッラーは感謝にあつく大度におわします。 18.また幽玄界も現象界をも知っておられ,偉力ならびなく英明であられる。

SURA 65.離婚章 〔アッ・タラーク〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.預言者よ,あなたがたが妻と離婚する時は,定められた期限に離別しその期間を(正確に)計 算しなさい。あなたがたの主アッラーを畏れなさい。かの女らに明白な不貞がない限り,(期限 満了以前に)家から追い出してはならない。また(かの女らを)出て行かせてはならない。これ らはアッラーの掟である。アッラーの掟に背く者は,確かに自分の魂を損う者である。あなたは 知らないが,アッラーはこの後で,新しい事態を引き起こされるかも知れない。 2.その期限が満了した時は,立派に留めるか,または立派に別れなさい。そしてあなたがたの中 から公正な2人の証人を立て,アッラーに向い証言させなさい。これは,アッラーと最後の日を 信じる者に与えられた訓戒である。またアッラーを畏れる者には,かれは(解決の)出ロを備え られる。 3.かれが考えつかないところから,恵・を与えられる。アッラーを信頼する者には,かれは万全 であられる。本当にアッラーは,必ず御意を完遂なされる。アッラーは凡てのことに,一定の期 限を定められる。 4.あなたがたの妻の中,月経の望・の無い者に就いてもし疑いを抱くならば,(命じられた)定 めの期間は3ヶ月である。(まだ)月経の無い者に就いても(同様である)。妊娠している者の 場合,その期間はかの女が重荷をおろすまでである。本当にアッラーを畏れる者には,かれは事 を容易になされる。 5.これはアッラーが,あなたがたに下された命令である。アッラーを畏れる者には,かれはその 諸悪を払われ,かれに対する報奨を増大されるであろう。 6.かの女たちを,あなたがたの暮している所であなたがたの力に応じて住まわせなさい。かの女 らを窮屈にして,困らせてはならない。もし妊娠しているならば,出産するまでの費用を,かの 女たちに与えなさい。もしかの女たちがあなたがたのため(子)に授乳する場合は,その報酬を 与え,あなたがたの間で,正しく相談しなさい。あなたがた(夫婦)がもし話がまとまらなけれ ば,外の女が授乳してもよい。 7.裕福な者には,その裕福さに応じて支払わせなさい。また資力の乏しい者には,アッラーがか れに与えたものの中から支払わせなさい。アッラーは,誰にもかれが与えられた以上のものを課 されない。アッラーは,困難の後に安易を授けられる。 8.どんなに多くの町が,主とかれの使徒たちの命令に背いたことであろう。それでわれは厳しく 清算し,・せしめの懲罰でかれらを罰した。 9.こうしてかれらは,その行いの悪い結果を味わい,最後には結局滅亡した。 10.アッラーはかれらのために,厳しい懲罰を準備なされる。だから信仰し,思慮ある人びとよ ,アッラーを畏れなさい。アッラーは,確にあなたがたに教訓を下され, 11.使徒を遣わした。かれがアッラーの印をあなたがたに読誦し,明白に解明するのは,信仰し て善行をなす者を,暗黒の深・から光明の中に導き出すためである。凡そアッラーを信仰して善 行に勤しむ者は,下に川が流れる楽園に入らされ,永遠にその中に住むのであろ。本当にアッラ ーは,かれらのために善い御恵・を下される。 12.アッラーこそは,7層のVと同様に(7層の)大地を,創造なされた方である。(アッラーの) 御命令はそれらの間から下って来る。それで,本当にアッラーは,凡てのことに全能であり,ま たアッラーの御知識が,凡ての事物を確かに包囲なされることを,あなたに分からせるためであ る。

SURA 66.禁止章 〔アッ・タハリーム〕 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1.預言者よ,アッラーがあなたのために合法とされていることを(アッラーの御好意を求めるた めではなく)只あなたの妻たちの御機嫌をとる目的だけで何故自ら禁止するのか。本当にアッラ ーは寛容にして慈悲深くあられる。 2.(人びとよ)アッラーは,あなたがたのために誓いを解消するよう既に御達しがあった。アッ ラーはあなたがたの守護者であり,全知にして英明であられる。 3.預言者が妻の一人(ハフサ)にある秘密を打ち明けた時,かの女(ハフサ)はそれを(アーイ シャに)口外したので,アッラーはそのこと(秘密を漏したこと)をかれに知らせた。かれはそ の一部分を(ハフサに)話し,一部分は伏せて置いた。それでかれが,かの女(ハフサ)にそれ を告げると,かの女は,「誰があなたにそれを告げましたか。」と言った。かれは(答えて)言 った。「何もかも御存知の御方が,わたしに告げられました。」 4.もし梅悟してアッラーに帰るならば,あなたがた2人の心は,善いほうに傾く。もし共謀して かれに反抗するならば,アッラーはかれの守護者であられ,またジブリールや,正しい信者たち ,更に天使たちも皆(かれの)支持者である。 5.かれが,もしあなたがたを離婚したならば,かれはあなたがたに優る妻たちを,代りにかれに 授けられるであろう。アッラーに服従,帰依し,信心深く誠実で,悔悟して(不断に主に)返り ,(謙虚に)礼拝を捧げ,進んで事に当たり斎戒する者で,既婚者もあり処女もあろう。 6.あなたがた信仰する者よ,人間と石を燃料とする火獄からあなたがた自身とあなたがたの家族 を守れ。そこには厳格で痛烈な天使たちが(任命されて)いて,かれらはアッラーの命じられた ことに違犯せず,言い付けられたことを実行する。 7.(かれらは言われるであろう。)あなたがた不信心の者よ,今日は,弁解してはならない。あ なたがたは,只あなたがたが行ったことに対して報いられるだけである。 8.あなたがた信仰する者よ,謙虚に悔悟してアッラーに帰れ。恐らく主は,あなたがたの様々な 悪を払い,川が下を流れる楽園に入らせるであろう。その日アッラーは,預言者やかれに従って 信じる者たちを,辱しめはしない。かれらの光は,その前方または右方だ閃こう。かれらは(祈 って)言うであろう。「主よ,わたしたちのために,光を完全になされ,わたしたちを御赦し下 さい。あなたは凡てのことに全能であられます。」 9.預言者よ,不信者と偽信者にたいし,奮闘努力しなさい。またかれらに対し強硬であれ。かれ らの住まいは地獄である。何と悪い帰り所であることよ。 10.アッラーは不信者のために実例を示される。ヌーフの妻,そしてルートの妻である。かれら 両人は,2人の正しいわがしもべの許にいた。かの女たちは,かれら(夫)にたいして不誠実で ,アッラーの御許で何ら得るところはなかった。そして「あなたがた2人は(外の)入る者と一 緒に火獄に入れ。」と告げられた。 11.またアッラーは,信仰する者のために例を示される。フィルアウンの妻である。かの女がこ う言った時を思い起しなさい。「主よ,楽園の中のあなたの御側に,わたしのため家を御建て下 さい。そしてフィルアウンとその行いから,わたしを救い,不義を行う者から,わたしを御救い 下さい。」 12.またわれは自分の貞節を守ったイムラーンの娘マルヤム(の体内)に,わが霊を吹き込んだ 。かの女は,主の御言葉とその啓典を実証する,敬炭な(しもべの)一人であった。


日本語の意味の翻訳
ウィリアムブラウン著書式作成
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